今回のロンツーの出発日は

金曜日だったこともあり

朝のハイウェイは

コンテナトラックという摩天楼に

挟まれた平屋のバイク。

といった、構図であった。


2車線のハイウェイだとこれが

厄介だ。

できるだけスピードを出したくない羊は

左側の走行車線を走るが

どうしても制限速度をやや下回る

低速で走行のトラックがいるので

追越車線から追い越しをかける。

ある程度、加速をするので

結局、次から次へと

走行車線を低速で走るトラックに追いつき

ひたすら追越車線を走ることになる。

走行車線に下手に戻ると

コンテナトラックに挟まれた状態で

クルージングすることになるし

しかしながら、走行車線でも

気がつくとミラー一杯に

鬼の形相のトラックフェイスが

映ってたりして、冷や汗が吹き出しちまう。


もっと恐ろしいのは

走行車線、追越車線の両側、前後を

コンテナトラックの摩天楼に

囲まれて走行するときだ

この恐怖を囲んだ奴らにも

味わせてやりたい。

トラック→仕事

バイク→遊び

そんな気持ちもあるかもしれない。

こちらも普段はてめぇらと同じくらい

働いてるんだよ!

道路税だって払ってんだよ!

まぁ、ハイウェイの道路事情に依るところが

大きいので、一概にトラックだけのせいではない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200813-00000061-ann-soci


話は変わり

何ともマイナスな話が続くが

バイクがいかに面倒かという話。

目的地や休憩場に着く。

駐車場所を探す。

地面の微妙な傾斜を読み取る。

前輪が下がった状態だと

バックで駐車しないと、大変なことになる。

また、サイドスタンドは左に傾斜して

バイクを支えるが、

これが、地面が右に傾斜していると

バイクが不安体な状態になる。

この微妙なさじ加減は

300kgの車体を足先でバイクを動かして

コントロールする。

しかし、少しでも傾斜がきついと

もう、バイクは動かない。


そして、ギヤをニュートラルに入れて

エンジンをoffにする。

次にグローブを脱ぎ

サングラスを外す。

ヘルメットを脱ぐ。

ヘルメットをバイクに固定させる為の

ロック式カラビナを

レッグバックから外して

ミラーにヘルメットと共に固定する。

(ハーレーはメットホルダーが

 標準装備されていない)

次に、スマホの落下防止ワイヤーを外し

マウントのゴムストッパーを外し

固定部分を開いてスマホを外す。

車だったら、駐車すれば

すぐに車から出られるだろう。

バイクにはこれだけのルーティンがあり、

正直、いつも面倒だなと思う。

だから、ついつい休憩をせずに

走り続けてしまうのである。

当然、出発時は今の手順の逆の作業が

要求される。


なので、

ナイスフォトスポットがあっても

出発直後だと止まるのが躊躇われるのである。


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